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ひまわり迷路 園児がひまわり畑を駆け回る | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 18, 2025 3:30:00 AM

JA上伊那青壮年部西箕輪支部は8月8日、伊那市西箕輪南部保育園付近に作った「ひまわり迷路」を同園の園児らにお披露目した。招待した園児29人は、13アールの圃場に咲き誇る約1万本のひまわり畑を元気に駆け回った。
このイベントは、JA青壮年部が進める「チャイルドファーム21運動」の一環で、地元の子供たちが農業に触れる機会を増やし、自然のありがたみを感じてもらうことが目的だ。迷路作りは、雑種地だった土地を活用して11年前から毎年行っている。
今年は花を見て楽しめるように、園児らの身長に合わせた草丈のひまわりを咲かせようと、6月5日に園児らと緑肥用ひまわり「ジュニアスマイル」の種を畑全体に蒔いた。同支部は開花に合わせて、100~180センチ程に育ったひまわりの一部を刈り取って迷路を完成させた。
園児らはさっそく、自分たちが種を蒔いたひまわり畑の中を元気に駆け回り、「ひまわりがたくさん咲いていて綺麗だった」「日陰の場所は涼しくて走ることが楽しかった」と笑顔を見せ、30周も駆け回った園児もいた。
同支部の唐澤和幸支部長は「今年も元気に楽しんでくれて良かった。将来、子供の頃にひまわり畑を駆け回ったことを思い出して、農業に興味を持ってくれたら嬉しい」と話した。