JA信州諏訪は8月6日、諏訪市の本所で2025年度上期総合運営委員会を開いた。支所運営委員長や組織代表者、役職員計33名が参加。全9支所で開いた「上期支所運営委員会」で出た意見の集約結果を報告し、各支所活動のPRに一層力を入れていくことを確認した。
「上期支所運営委員会」は6月中に開き、委員計168名が参加。グループディスカッションシートを用いて、「稲作体験支援」「地域貢献活動」などの各支所活動の取組みへの評価について意見交換を行った。
この日は、「上期支所運営委員会」で出た各支所の取組みに対する評価として、「高評価」が82%、「低評価」が4%、「取組みを知らない」が14%だったことを報告した。主な意見・感想には「稲作体験は児童にとって米作りの大切さがわかる良い取組みなので継続したほうがいい」「地域清掃は地域の様子もわかるので皆で行うことは良いことだと思う」など、前向きな評価が多くあった一方で、PR体制の強化が課題に挙がった。「活動を知らなかったのでもっとPRしたほうがいい」「いい活動なので積極的に周知・発信したほうがいい」など、「SNSをさらに活用してほしい」との意見があった。
名取孝雄代表理事専務理事は「PRの仕方については課題が明確化している。SNSを活用して積極的に外部へも発信していく」とした。さらに、「この委員会は組合員の声を反映しながら運営していく重要な組織。将来に向けて持続可能な農業政策を進めていきたい」と話した。