県内JAの話題

大北産旬のモモ観光客へ/JA大北選果場で早生種出荷始まる | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 7, 2025 1:00:00 AM

大町市平のJA大北りんご選果場で7月下旬から桃の選果・出荷作業が始まっている。大北管内では20年ほど前から松川村を中心に桃の栽培が始まり、地場直売のほか、6年ほど前から白馬村を訪れる観光客向けの出荷を行っている。
5日は松川村内の農家から早生種のモモ「ワッサー」約200㎏が出荷され、選果場職員が選果機にかけて大きさなど等級別に選別し、箱詰め、パック詰めなどの作業を行った。
 今年は6月中旬以降の暑さの影響で水分が少なく小玉傾向であるものの、悪くない生育状況だという。同JA南部営農センター中部センターの平林宏平営農指導員は「旬の果実。皮ごと食べるなど、モモ本来の味を観光客の皆さんに楽しんでもらえれば」と話している。選果場ではこれから中生種「あかつき」や「長沢白鳳」「川中島白鳳」「黄金桃」「おどろき」などの出荷が9月中旬まで続き、白馬村の道の駅などで観光客向けに出荷販売される。