JA上伊那の農産物直売所ファーマーズあじ~な(南箕輪村)は7月26日と27日の2日間、農畜産物フェアを開いた。上伊那産の牛肉をはじめとする地元農畜産物を大特価で販売。また、家族で楽しんでもらいたいとニジマスのつかみ取りを初めて企画し、多くの家族連れでにぎわった。
同直売所は創立20周年の感謝を込めて毎月、同フェアを開く。地元産の農畜産物の消費拡大を目的に、管内の若手酪農家が企画開発した「酪農家のおもてなし牛乳」や、地元産きのこ3種セット、旬の農畜産物などを大特価で販売している。
7月のフェアでは上伊那で育った肉牛を1頭買いし、目玉商品として4~5割引の大特価で販売。サーロインやリブロース、肩ロースなど20種類、約1,110パックを用意した。
初日の26日には、開店前から牛肉を買い求める来店者が列を作り、開店と同時に牛肉特設コーナーへ足を運んだ。伊那市からの来店者は「良い牛肉を安く買うことができてうれしい。家族でおいしく食べたい」と話した。
またこの日は、ニジマスのつかみ取りなどの子どもが楽しめる企画も用意。取ったニジマスは、その場に用意した炭火で焼いたり、家に持ち帰ったりして味わった。
同直売所の田口治彦店長は「学校も夏休みに入り、家族が集まりやすいこの時期に合わせて企画した。家族みんなで楽しんでもらえてうれしい」と話した。