JA信州諏訪の茅野市管内の支所は6・7月、市内の5小学校で花育活動を行った。児童が花壇やプランターに色とりどりの花苗を植え付けた。自ら植えた花苗を大切に育てながら、元気に学校生活を送ってもらいたい考えだ。
2021年から、毎年この時期に行っている。今年は宮川小学校、米沢小学校、豊平小学校、永明小学校、玉川小学校で企画した。
宮川小学校では7月10日、飼育・栽培委員会の児童33人、茅野中央支所役職員とJA管理部協同活動推進課の職員ら計12人が参加した。
同市のJAファーム茅野店からマリーゴールド、ニチニチソウ、ベコニア、ブルーサルビアの苗計100ポットを手配。児童は、職員室前の花壇に品目ごと植えた。役職員がそばで見守り、「花苗は均等に植え、土はしっかり被せる」などアドバイスしていた。
同委員会の藤森唯花委員長(11)は「皆で一生懸命植えられた。水をあげたり、雑草が生えてきたら抜いたりして、学校の皆にきれいな花壇だと思ってほしい」と話した。
同支所の野明光幸統括所長は「毎日暑く、管理が大変だと思うが、長期間楽しんでもらえるよう、大切に育ててもらいたい。植物の生長過程を学んでもらえたら嬉しい」と期待を寄せた。