JA信州諏訪女性部は7月8日、JAみなみ信州管内でリーダー研修会を行った。同部役員とJA職員の計20人が参加。JAみなみ信州女性部との交流会や視察を行い、女性部活動の活性化へつなげた。
同研修は、女性部メンバーが1人ひとり、地域における仲間づくりやリーダーとして何ができるかを考え、仲間と協力し合い想いを一つに地域を輝かせ、自らも輝くことが目的。毎年行っている。
同部は、フレッシュミズ活動を通して女性部活動を活性化させることを狙う。フレッシュミズ活動が盛んなJAみなみ信州で研修をした。
交流会では、両部員がフレッシュミズ立ち上げに向けた取組みついて意見交換した。7~9人ずつ4班に分かれた。各班で、JAみなみ信州の参加者が地元保育園や小学校での食育授業や地域の伝統ある食文化の継承活動、地域を巻き込んだ商品づくりなどの取組みを紹介。同部役員は、管内でも可能な活動を話した。2時間ほど話し合い、有意義な交流会になった。
視察は、JAみなみ信州の農産物直売所「およりてふぁーむ農産物直売所」(飯田市)と果樹農園の「フルーツファームヨネヤマ」(松川町)、体験型複合施設「くらすわの森」(駒ケ根市)。みなみ信州の特産品に触れた。
JAみなみ信州女性部の伊原郁部長は「両JAにとって有意義な交流会になった。JA信州諏訪のフレッシュミズグループが活発になるとうれしい。今後も交流を深めていきたい」と話した。
同部の藤森洋子部長は「JAみなみ信州のフレッシュミズグループは、勢いがあり熱意を強く感じた。交流会で学んだことを活かし、グループを立ち上げて女性部活動の活性化に努めたい」と話した。