県内JAの話題

「本所・豊科支所」竣工 農業振興とくらしの活動の拠点に | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 11, 2025 2:00:00 AM

JAあづみは8日、「本所・豊科支所」の竣工神事及び祝賀会を安曇野市で開いた。竣工神事に続き、安曇野スイス村サンモリッツで祝賀会を開き、JA役職員やJA全農長野、株式会社守谷商会など関係者約170名が出席。着工から引渡しまでの工事風景を映像で紹介するなどしこれまでの経過を振り返った。
宮澤清代表理事組合長は「竣工した施設が農業振興とくらしの活動の拠点となるよう業務に励んでいく」と挨拶を述べた。
昭和42年に建設された旧本所は鉄筋コンクリート造りの4階建て。当時としては時代を先取りする建物で、組合員の営農とくらしの活動拠点としてその役割を果たしてきた。建設から58年が経過し、老朽化や耐震性の問題から建て替えが求められることとなり建設に至った。
竣工した施設は敷地面積4563.61㎡で約70台の駐車場を確保。昨年の10月末に「本所・豊科支所」の建物が完成し、建物は延床面積2358.1㎡の鉄骨2階建てで、1階には豊科支所やローンセンター及び金融共済事業部、2階には総務開発事業部などの本部機能を備える。引き続き敷地内で進められてきた旧本所の解体や外構整備を終え、令和5年11月から着工した一連の工事が完了した。
25年3月には安曇野市と「災害時における施設等の使用に関する協定」を締結しており、新たに導入した太陽光パネルや発電・蓄電設備を活用し、災害時においては電力確保や供給が出来る施設として防災拠点化の役割を果たし、地域住民に対し避難場所を提供する。