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女性部企業見学 地元企業を知る貴重な機会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 8, 2025 1:00:00 AM

JA信州諏訪女性部諏訪市ブロック四賀支部は6月30日、企業見学会を行った。部員6名が参加。諏訪市のテレビ局「エルシーブイ株式会社」、同市の飲食店「トコロテラス」を見学。関係者の説明を受けながら、地元企業の制作・製造現場への理解を深めた。
エルシーブイ株式会社では、放送制作部報道制作課の小池利幸課長が、同社のチャンネル放送の内容について説明。小池課長は「地元の祭りや選挙、道路や河川まで、“地域密着”の情報を提供している。これからも地域を見つめていく」と話した。説明を受けた参加者からは「道路情報は、冬に重宝している。車社会だから雪がどのくらい積もっているのか見るのに便利」と声が上がった。その後は、普段ニュース撮影をしているスタジオを見学し、注意が必要な日本語や地名の読み方などを学んだり、撮影機材を実際に触ったりした。
トコロテラスでは、株式会社マツキ店舗運営事業部の倉根信一さんが、寒天やところてんができるまでの過程や歴史を説明。倉根さんは「寒天は近年、健康食品として注目され、『和のスーパーフード』と呼ばれている。お店に来て寒天をもっと知ってもらえたらうれしい」と話した。
見学終了後は「トコロテラス」で昼食。前菜のところてんや、サラダに入っている寒天に「おいしい!」と笑顔で食事を楽しんだ。
同支部の矢崎正子支部長は「近くに住んでいてもなかなか経験できない貴重な機会だった。2社とも丁寧に教えてくれて、地元企業をより身近に感じることができた」と話した。