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スモークツリー講習会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 25, 2025 2:00:00 AM

JAながのさいがわ営農経済センターは6月24日に中条地区の畑でスモークツリー講習会を開催した。栽培者20人が参加。
スモークツリーは定植から約3年で出荷できるウルシ科の落葉花木で5月末~7月上旬頃に流通。ケムリノキとも呼ばれ、花柄部の繊毛部分が開くと煙のようにモクモクとしてボリュームが出やすいので初夏の枝物として活け込みや花瓶活けの花材として重宝する。現在ではアレンジやブーケでも使われ、ドライフラワーにもなる事から幅広い需要が見込まれている。
同センター管内では比較的省力で獣害も少ない品目として、取り組みが始まってから3年目、栽培者は30人を超えてきた。栽培者からは『今年から出荷できそう』、『栽培が初めてで不安があるのでJAで講習会をしていただくと安心する』などの声が聞かれた。
愛媛・香川が産地として有名だが5月から出荷が始まり、6月中旬を過ぎると供給量が減ってくるため、後半のリレー産地として品質が良く、そろった品物で実需者に喜んでもらえる産地づくりを目標にしたい。現在栽培されている方はほとんどが初めての方なので今後も講習会や出荷目揃い会を開催していく予定。