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JA上伊那生活部会班別懇談会 “あい”があふれる地域を目指す | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 24, 2025 3:00:00 AM

JA上伊那生活部会は6月から7月にかけて、各地区で班別懇談会を開いている。JAくらしの活動相談員を中心に職員が各地に出向き、生活班員と農業や食の安全、女性組織について学びを深める。地域の仲間づくりを目的に年1回開き、自分たちにできることを話し合う場となっている。
同部会の2025年度~27年度の活動テーマは「『♡(あい)』があふれる 元気な地域を みんなの力で」。食と農を通じて“助けあい”“学びあい”“育てあい”ながら、地域の仲間と力を合わせて“あい”があふれる元気な地域を作ることを目指して活動に取り組んでいく。
6月18日、伊那市のますみケ丘公民館で開いた懇談会には、班員とJA職員合わせて16人が参加。24年度の振り返りと、25年度の取り組みを再確認した。
懇談会では、食料自給率の低さや近年の気象変動による作物の生育不良などから、自分たちの食卓は世界情勢や地球環境の影響を受けやすく、食料危機が迫ってきていることを学習。地産地消・国消国産は、生産地から消費者に届くまでの輸送距離が短いため、新鮮で環境にやさしく地域の活性化につながることや、郷土料理は地元で採れた季節の作物を工夫して使っていることを再確認した。また、JAが出荷する野菜の主力品目や取り組みについても学び、地元農産物の旬を確かめた。
ますみケ丘班の田畑美恵子班長は「勉強しながら、仲間とのつながりも深められる良い機会になっている。楽しみにしている班員も多く、集まって話をしていると明るい気分になれる」と話した。