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安曇野スイス村ハイジの里周年祭 多彩な催しでにぎわう | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 24, 2025 6:00:00 AM

JAあづみは6月14、15日の2日間、安曇野市の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」でオープン9周年を記念する「周年祭」を開いた。安曇野産新玉ねぎやセルリー、リーフレタスなどの旬の農産物を販売した。
他に、全国の提携直売所によるご当地商品の販売やマグロの解体、柑橘類の詰め放題など多彩な催しを企画。開店前には約100人もの来場者が列を作り開催を楽しみにしていた。期間中のレジ通過者は、4667人(昨年比13%減)の売上高1250万円(同比19%増)。天候が悪かったため、レジ通過者は昨年より減少したが、客単価が2680円(同比35%増)と好調だった。
今年の2月に増設した店頭売り場では、玉ねぎ「ネオアース」「甘70」(1袋8キロ、10キロ入り)1400袋を販売。6袋購入した塩尻からの来場者は「毎年必ず買いにきていて、東京都に住む娘にも贈っている。安曇野の玉ねぎが一番おいしいため、今年もたくさん購入できてうれしい」と笑顔で話した。
全国の提携直売所協賛の「産直大市」では、山形県や三重県、沖縄県など計10県が参加し、各県の特産品を販売。普段購入できないものを実際に目で見て、購入できると好評だ。JA女性部は新玉ねぎのスープを振る舞い、開始から15分でなくなるほど盛況だった。
今後のハイジの里でのイベントは、7月26、27日に闘魂(コーン)フェスティバルを開催し、とうもろこしを特価で販売する。
営農事業部販売開発課の牧田正樹課長は「店頭売り場が増設されたことで、天候を気にせずに販売することができるようになった。これを機に販売増加につながるイベントなどを催していきたい」と話した。