県内JAの話題

ブロッコリー出荷最盛期 氷詰めで品質を保つ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 19, 2025 3:00:00 AM

JA上伊那管内で春作型ブロッコリーの出荷が最盛期を迎えている。管内全地域から集荷する南箕輪村のJA上伊那野菜選荷場では、市場向けの出荷作業を行っている。春作型の最盛期は6月末まで続く予定。JAでは秋作型と合わせて、年間で約3億3000万円の販売高を目指す。
ブロッコリーは同JAの主力品目の一つ。今年は春先の気温が低かったことで生育は遅れ気味だったが、6月に入り気温が上がったことで一気に出荷が増加した。
6月12日には同選荷場の作業員10人が作業。輸送中にブロッコリーの品温が上がると傷みやすくなるため、対策として出荷箱に氷を詰めて出荷している。この日は約5500ケース(1ケース20玉)を関東・中京方面などに向けて出荷した。
同選荷場の河合信明場長は「今年度は品質、出荷サイズともにとても良い。梅雨時期になり病気の発生が心配されるので品質の確認には特に気を付けて作業していく」と話した。