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サツマイモ苗が人気 “植え時での販売”に需要が集まり長蛇の列 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2025 1:30:00 AM

茅野市のJAファーム茅野店が5月10日から6月6日まで行ったサツマイモ苗の販売が好評で、連日多くの人が訪れた。〝サツマイモ苗の植え時〟とされるGW明けから6月上旬での販売に需要が集まったもの。販売開始前から購入を待ち望む人が列をなし、お目当ての苗を買い求めた。

同店では毎年この時期、サツマイモ苗を販売している。今年は、GW期間中に他店舗での販売が大詰めを迎えたこともあり、「植え時で購入したい」「5月の朝晩の寒さで最初の苗での栽培がうまくいかなかったが、もう一度チャレンジしたい」という人など、多くの人が同店の苗を求めて集まった。

品種は、リピーターが多い「紅あずま」「紅はるか」「シルクスイート」、少量入荷で人気の「安納芋」「パープル」「玉豊」、同店では初販売の「栗かぐや」など計9種類。週5日、苗の販売会社から手配し、3~6品種ほどを日替わりで並べた。1品種平均30束(1束50本入り)を販売し、多いときで計80束ほどが完売した。

茅野市の女性は「サツマイモが好きな子どものために初めて栽培する。冬になったら焼き芋をしたい」と期待を寄せた。男性は「毎年紅あずまを購入している。今年も手に入れることができてよかった」と安どの表情を浮かべていた。

同店の高橋華乃担当は「今年も多くの人に並んでもらい、苗を購入いただいた。夏の暑さで葉が萎れないよう、マルチと苗の間にわらを敷くなど工夫しながら、おいしいイモをつくってください」と呼びかけている。