県内JAの話題

あぐりキッズスクール(果樹コース)開講 リンゴの摘果作業を体験 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 6, 2025 1:00:00 AM

JAあづみは5月25日、安曇野市で農業体験講座「あぐりキッズスクール(果樹コース)」を開講した。24家族56人が参加し、摘果作業を楽しんだ。
相馬和暉衛常務理事は「新鮮で安心・安全なリンゴを1年間の講座を通して、参加者同士で関わり合いながら作業をしてほしい。みんなで作業すれば楽しさが増すことを知ってもらえれば」とあいさつした。
安曇野市三郷にある帯刀洋亮さんのリンゴ園で「ふじ」の摘果を体験。帯刀さんは「果柄を指で挟み、手前に折るようにするとうまく落とせる」と説明した。初体験の摘果に苦戦しながらも、コツをつかむと慣れた手つきで作業ができるようになっていた。
同スクールは、次世代を担う子どもたちに、農作業体験を通じて「食」と「農」の大切さを伝えるとともにJA事業への理解促進を図るため、2022年に果樹コースが新設された。自身がデザインしたシールを果皮に貼り模様を付ける事で世界に1つだけの「オリジナルリンゴ」が作れると人気を集め、今年で3年目を迎えた。果樹コースのほかに、水稲コースと野菜コースがある。
農業企画課の吉澤大和課長は「この体験を通して子供たちに農業の楽しさや難しさをたくさん体験してもらえれば嬉しい」と話した。
今回の品種は晩成種の「ふじ」。9月に葉摘み作業と果皮にオリジナルシールを貼り、11月に収穫する予定だ。