東御市立滋野小学校の3年生は6月3日、JA信州うえだ営農技術員による「巨峰」の房切り作業を学んだ。同市特産の「巨峰」の栽培を学ぶ体験学習の一環で、6月下旬に摘粒と袋掛け、9月に収穫作業を行う。
当日は降雨のため教室での授業となったが、児童28人が参加。JA信州うえだ東部営農センター坂口拓矢営農技術員と今年入所した杉本理旺担当が、作業方法をパネルを使って説明。「巨峰」栽培の歴史や、一年間の生育過程、今後の管理方法などを紹介した。
教室での体験となったが、持ち込んだ巨峰の枝にある房を児童の代表がハサミを使って不要な部分を切りとる房切り作業を体験した。また、次回行う摘粒の予習やハサミの扱い方など、坂口技術員が児童らに囲まれながら指導した。児童らは、「小さな粒を切るのが面白かった」「この切った粒は食べられるのか」など楽しそうに質問していた。