JA信州諏訪協同活動推進課は5月7日、富士見町の「JA農園」で野菜苗を定植した。職員6人が参加。食と農の理解促進に向けた取組みの一環。収穫する野菜は、JA女性部の料理教室やフードドライブなどで活用する。
この取組みは、地域住民に農業の楽しさを伝えることが狙い。今後、野菜の成長過程や作業、収穫の様子をJAホームページやSNSを通して発信。農業の理解促進を図る。
この日、職員はジャガイモやピーマン、ナスの種苗を定植した。まず、管理機で畑を耕し、約10メートルの畝を6本作った。その後、畝に苗と種芋を1つ1つ丁寧に植えた。今後は、トマトやサツマイモ、メロンを定植する予定。
同課の前田直之課長は「農園を立ち寄った人が、野菜の成長過程を見て普段食べている食材がどのような形で店頭に並ぶのか考える機会になればうれしい」と話した。