JAあづみ販売開発課は12日、安曇野市と連携した取り組み「手作りお弁当の日」に併せて、同市の堀金中学校の2年生に市内の生産者が育てた旬のアスパラガスを提供した。
同市では2021年度から市内小中学校で「手作りお弁当の日」に取り組んでいる。提供した食材を使って生徒自らが弁当を作ることで地域農業に興味を持ってもらい、地産地消の関心を高めてもらうことなどが目的だ。
JAは25年度、7校にタマネギやリンゴなどの安曇野産農産物を提供する予定。
堀金中学校で開かれた贈呈式ではJA職員が代表児童にアスパラガス約200本を手渡しした。また当JAの手塚富康指導員から安曇野で作られている農産物の紹介やアスパラガスの美味しい食べ方の説明があった。手塚さんは「今が旬のアスパラガスを友達や家族と、おいしく味わってもらいたい」と話した。
堀金中学校の生徒たちは「地元の旬な農産物をいただけてとても嬉しい。ベーコンに巻いたり、マヨネーズにつけたりして食べたい」と笑顔で話した。