JAあづみ女性部食育委員会は11日、安曇野市豊科の安曇野スイス村ハイジの里の駐車場で、毎年恒例の「苗祭り」を開いた。晴天にも恵まれイベント開始前から、夏野菜や花の苗を買い求める多くの来場者で賑わった。地域住民からは、丈夫な苗が格安で手に入ると好評だ。
女性部員らが自家栽培した野菜苗を持ち寄り、地産地消や家庭菜園の拡大に繋げることを目的に26年前から開いている。
会場には軽トラックなど計13台が並べられ、レタスやカボチャ、トマトなどの野菜苗を荷台に乗せて販売した。また交流のある南安曇農業高校の生徒が栽培した花苗も販売。ぺラルゴ二ウムやガザニアなど約10種類の花苗が並び、会場を彩った。「家庭菜園のお悩み相談」ということで当JAの営農指導員が来場者の栽培方法に関する質問に答えるなど対話活動も楽しんだ。
来場した夫婦は「今回初めて参加した。野菜苗や花苗がたくさん並んでいて驚いた。大切に育てたい」と笑顔で話した。