JAみなみ信州主催の第23回飯伊中学野球大会が10日、11日の2日間行われ、同JA管内の11チームが参加した。飯田市今宮町の飯田市営今宮野球場、高森町の高森町民グランド、喬木村の喬木総合運動場で行い、各チームの保護者も応援にかけつけ熱戦が繰り広げられた。(後援=飯田市教育委員会、高森町教育委員会、喬木村教育委員会、長野県軟式野球連盟飯田支部)
同大会は野球を通じ野球を愛する仲間との助け合いの心を育み、子どもたちの健全な育成と相互の交流を深め、JAの輪を広げるねらいで同JAが毎年開催している。同JA職員と同JA野球部がスタッフとして大会を運営し、1日目に3会場で予選トーナメントを行い、2日目は喬木総合運動場で決勝トーナメントを行った。
決勝戦は、サウスドラゴンズと緑ヶ丘中野球部の戦い。1回裏、緑ヶ丘中学が2点を先制。2回表、サウスドラゴンズが1点を返す。2回裏~両チームヒットが続き得点を重ねる。4回表にはサウスドラゴンズが満塁のチャンスとなるなど逆転の7点の大量得点。5回裏、緑ヶ丘中学が4点を追加し得点差を縮めたのの、時間制限により13-9でサウスドラゴンズが見事優勝となった。
最優秀賞選手には伊東俊映選手(サウスドラゴンズ)が、敢闘賞選手には古林優哉選手(緑ヶ丘中学野球部)が選出された。伊東俊映選手(14)は「個人としてはバッティングに課題が残ったが、チームとしては日頃の練習の成果が出せ、みんなで優勝をつかむことができた」と喜びを話した。
優勝したサウスドラゴンズは中部日本地区選抜中学野球大会南信大会へ出場する予定。