県内JAの話題

24100ケースの出荷目指して エンダイブ出荷査定会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 13, 2025 3:00:00 AM

JA信州諏訪野菜専門委員会総合野菜部会は4月29日、茅野市の茅野市営農センター南部センターで「エンダイブ出荷査定会」を開いた。生産者8人が出席。夏場に向け、高品質なエンダイブを安定出荷していくため、皆で意思統一した。
2025年度は、茅野市と原村の生産者8戸がハウスと露地併せて24100ケース(1ケース約2.4キロ)の出荷を目指す。初出荷は4月7日。生産者ごと毎回の出荷数量を決め、シーズンを通した安定出荷に努める。
この日は、営農部営農企画課専任指導係の仲井昇吾係長が説明した。出荷規格の確認や他産地の状況、栽培状況を話した。例年より早くアブラムシが発生していると注意喚起し、「適宜適切な防除に努め、高品質なエンダイブを出荷してほしい」と呼びかけた。
エンダイブは夏場の産地が少なく、市場からの要望が高い。今後は、夏場に向けて出荷量が増し、11月下旬頃まで栽培が続く。
原村の真道洋子さんは「春先は寒く生育は若干遅れ気味だったが、気温が上がり生育状況が例年並みに戻った。品質の良いエンダイブを安定して出荷できるよう頑張りたい」と話した。