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安曇野スイス村ハイジの里増設 売り場拡張で販売促進図る | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 13, 2025 3:30:00 AM

県内最大級の直売所「安曇野スイス村ハイジの里」は増設工事を行い、西側店入口前に72.4㎡の鉄骨造平屋が完成した。主に、花木類の外売り場やイベント時の売り場拡張、リンゴの箱売り等の雨天時などに活用される予定だ。
同所は、2016年6月にオープン。23年度は総売上8億円を突破したほか、24年11月には、目標としていた初の売り上げ単日1000万円を達成。また昨年度には、レジ通過者数が41万人に達するなど総売上・レジ通過者数ともに毎年記録を更新している。
売り上げや来店者が増加するとともに、売り場の拡張の要望の声が出荷者会員から多く寄せられ、販売促進を図るため増設することとなった。増設工事は、24年12月に着手し、25年2月に完成後、引き渡しを行った。建設にあたって助成金として、地域と農業の活性化に貢献する取り組みである全共連の「地域・農業活性化促進助成金」を活用した。
建物は、強度がある鉄骨造りで、既存店舗と同じ深みのある茶色で統一している。11月のリンゴの箱売りイベントの際など、雨天時にも利用できるようビニールカーテンも設置されている。
5月3日に、安曇野スイス村ハイジの里で増設セレモニーが行われた。JAあづみ役職員や全共連、ハイジの里運営委員長ら10人が参加。宮澤清組合長は「JAの使命は農業振興を通じて、農業者の所得を増大することである。販売促進を一層図り、大勢の皆様に利用してもらいたい」と開店前で並んでいる消費者らに述べた。