桜の名所として知られている安曇野市豊科光の光城山(912メートル)は、桜の「昇り竜」が山頂までつながりいま山頂が満開の見頃だ。
登山道には大正天皇即位を記念して植えられた約1500本の「ソメイヨシノ」や「ジンダイアケボノ」が連なり、麓から山頂まで咲き上がっていく様子が、竜が昇っていくように見えるため、「昇り竜」と呼ばれている。
地元民は、この昇り竜を見て毎年春の訪れを実感しているという。頂上付近まで車で行くこともできる。普段、徒歩で登る人は多くないが、桜の季節には桜の下を歩きながら約1時間で山頂に行けるため、人気のハイキングコースになっている。例年4月下旬まで登山道沿いをライトアップをしていて安曇野の風物詩にもなっている。