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農業への関心を深めるきっかけに 小学校で教材の寄贈式 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 22, 2025 5:00:00 AM

JAあづみは15日、安曇野市立穂高西小学校でJAバンクアグリ・エコサポート基金が発行する食農補助教材「農業とわたしたちのくらし」の寄贈式を行った。管内12校の5年生の生徒と教員合わせて1067部を贈り、代表として同校で寄贈式を開いた。
JA役職員ら3人が安曇野市立穂高西小学校を訪問し、熊井恵子校長に教材を手渡しした。熊井校長は「身近にある米について知ってもらうことはもちろん、農業に携わる人のことに対しても関心を深めてもらいたい」と述べた。
JAはこどもたちが食と環境と農業への関心を深めるきっかけになることを願って、同教材本などを2008年から管内の小学校に贈っている。教材はA4番カラー刷り28ページで構成されており、今年度版から新たに「米ができるまで」というページが追加された。「いつも食べている米にはどんな種類があるか」、「何月頃から田植えや稲刈りが行われるか」などいった米への関心が高まるような内容となっている。
その他にも普段の食卓で並んでいる農産物が家庭に届くまでの流れや、地形による生産される農産物の違いなどが分かりやすく示されている。イラスト・写真・グラフをふんだんに使いながら農業に対する学習を総合的に行い、理解を広げることが狙いだ。
降籏功一常務は「食や農について総合的に学習し農業に対する理解を多面的に広げてもらいたい」話した。