JAあづみ花き専門委員会は、28日安曇野市で第45回花き品評会表彰式を開いた。小菊「はじめ」で最優秀賞長野県知事賞を受賞した太田明久さん(堀金地区)をはじめ、13人の生産者を表彰した。
品評会は商品性の追求と栽培技術の向上を目的に1979年から毎年開いている。一般切り花や鉢花の12品目(出品点数196点)を対象に審査をした。切り花一般部門は24年8月、ストックは同年11月に審査が行われ、JA全農長野・長野県農業技術課、長野県松本農業農村支援センターの職員や、各品目の部会長らが審査した。
講評では、一般部門での小菊は「一番多い出品数で、全体的にボリュームのあるものが多い」とし、太田明久さんや他に入賞した小菊は、「適度な開花で花の揃いが良く、葉色が濃く、花弁や葉がしっかりしていて、市場性の高いものであった」と高く評価した。
ストック部門では、JAあづみ産地としての売りである花穂が大きく硬くしまりがあり、茎葉とのバランスの良いものが入賞された。
太田さんは「今回の受賞を機に、優良な切り花生産を目指し、産地ブランドを高めていきたい」と感謝の言葉とともに、意気込みを語った。
優秀賞は次の通り。かっこ内は次の地区名。
▽切り花一般部門=手塚佳一(三郷)唐澤秀昭(堀金)
▽ストック部門=望月和美(穂高)