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第22回定期総会 新委員長に植松金昭さん | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 28, 2025 1:30:00 AM

JA信州諏訪野菜専門委員会は3月21日、富士見町で第22回定期総会を開いた。委員・JA役職員約70人が出席。2024年度事業報告など全5議案を承認した。新委員長は植松金昭さん(富士見町)を選任した。
24年度の野菜販売実績は、数量198万5,420ケース(前年対比90.2%)、金額40億25万2千円(同94.9%)、単価2,015円(同105%)だった。
25年度は、排水対策や病害虫対策を徹底にし、安定生産につなげる。新たな品目を開拓し、持続可能な食料システムの構築に向け、「みどりの食料システム戦略」に基づいて有機物を活用する。土壌診断による適正施肥や減肥栽培と現状の栽培環境に合った施肥内容の見直し、集出荷体制の見直しなどにも取組む。消費宣伝会や試食宣伝、食育活動を活発に行い、今後の野菜消費拡大に向けた取組みの強化を図る。
中村武彦委員長は「野菜生産状況は厳しいが、新しいセルリーの薬剤が登録されるなど、生産が伸びていく可能性があると思う。今年度も引き続き、諏訪の地から品質の良い野菜を全国に届けてほしい」とあいさつした。
植松金昭新委員長は「役員・委員の皆さんと協力しながら1年間頑張っていきたい」と決意を新たにした。
小平淳組合長は「24年度も生産者の皆様の卓越した管理のもと、多くの出荷をいただき感謝している。引き続き品質の良い野菜をより多く生産いただきたい」とあいさつした。