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高校生が職業体験 営農技術員に同行 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 27, 2025 1:00:00 AM

JAみなみ信州は3月13日までの3日間、飯田市にある下伊那農業高校の職業体験実習を受け入れた。同JAは毎年、管内の高校生の職業体験を受け入れている。
将来のキャリア形成と就職活動を見据え、2年生3人が同JAの職業体験に訪れた。1日目は同校出身の金融渉外担当者と共済業務担当者と座談会を行い、業務内容や働きがい、苦労したことなど意見交換をした。2日目は農業資材店舗で接客や品出し業務を体験。3日目はJAならではの「営農指導業務」を知ってもらおうと、営農技術員との同行訪問を初めて企画。生徒は同JA担い手支援室職員に同行し組合員の圃場で営農指導の様子を見学した。見学後は組合員に就農した経緯や、学生時代にイメージしていた社会人像などを積極的に質問する姿が見られた。
3日間の日程を終えた生徒は、「JAは農業に関わる仕事だけではなく、金融や共済など幅広い業務を行っていることがわかった。普段みることがない営農指導の仕事を見学でき貴重な経験になった」と話した。
同JA総務企画部人事教育課の横前光正課長は「JAが行う総合事業を体験してもらうことで、自分に合った仕事を見つけるきっかけになればうれしい。JAに興味を持ち就職先として選んでもらえるようこれからも取り組んでいきたい」と話した。