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働きやすさと働きがい両方を手に入れる 女性活躍推進支援プログラムに参加 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 26, 2025 1:00:00 AM

JA木曽は令和6年度長野県女性活躍推進モデル企業創出事業の女性活躍推進支援プログラムに参加した。女性が自らの希望と能力に応じた働き方ができる社会の実現を目指して県内企業を対象に問題解決に向けたアドバイザーによる個別支援を実施する県の事業で、JA木曽は、女性管理職比率の増加や採用・定着率の向上とそれを支える評価制度や組織風土の醸成をありたい姿に掲げアドバイザーから支援を受けながら研修やワークショップに取り組んだ。組織内で当たり前となっている性別役割分担意識やアンコンシャスバイアスの弊害に気づくことや、課題に対して自分がやることと組織に求めることを2回のワークショップでまとめ、そこで出た意見をきっかけに「役員と語る会」を実施した。
アドバイザーのイーキュア株式会社福盛二郎氏から取り組みに対し、JAは事業が多岐にわたるため一度に動き出すのが難しい。対象者と課題のポイントを絞り、解決に向けて取り組む際には優先する理由を職員とトップが協力して発信することや、組織が大きくなるほどトップとの距離ができてしまうことから双方で会話する場を作り課題やありたい姿を共有することが大切との助言を受けた。
JAの森英知総務人事課長は「語る会を実施したが、仕事での苦労や想いへの共感が職場内コミュニケーションの1丁目1番地だと感じた。語る会を継続していくとともに課題に対して限定的でもアクションプランを検討し実行したい」と話し、現行制度の再周知や特別休暇制度の導入、離職防止を目的とした面談・学習会の実施などを計画している。