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ファーマーズあじ~な20周年 感謝を込めて毎月フェア開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 24, 2025 3:30:00 AM

JA上伊那の農産物直売所ファーマーズあじ~な(南箕輪村)は今年、創立20周年を迎えた。25年度、同直売所では20周年の感謝を込めて、毎月2回以上のイベントを開く。3月15日には、地元産のイチゴを使ったいちごあめの販売や、提携JAの職員が対面販売し、多くの来場者でにぎわった。
同直売所の売り場面積は地域最大級。約1500人の出荷会員が出荷する旬の農産物や、豆腐や牛乳など地元の農産物加工品、JAのプライベートブランド「伊那華の」シリーズ商品など、品ぞろえも豊富だ。来場者は年間21万人を超え、上伊那地域以外からも多くの客が訪れる。
これまで同直売所では、上伊那の若手酪農家が企画開発した「酪農家のおもてなし牛乳」や上伊那産牛肉などを特価販売する「農畜産物フェア」を毎月開催していた。今年度は、より多くの人に直売所を楽しんでもらいたいと、上伊那産や提携JAの農畜産物をメインに扱う「提携JAフェア」も毎月開催する計画だ。
提携JAフェア初回の同日には、特設テントで和歌山県JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場の職員が、かんきつ類の詰め放題を開催。定番の「はっさく」、「不知火」や、希少な「かんきつ中間母本農6号」など、かんきつ類12品種がずらりと並び、来場者はJA紀の里の職員に品種の特徴やおすすめの食べ方などを聞きながら、専用の袋いっぱいに詰め込んだ。
下伊那郡高森町からの来場者は「ここで販売しているみかんが家族みんな好きで、よく買いに来る。詰め放題でたくさん購入できてうれしい」と笑顔を見せた。
秋山直樹店長は「イベントを開催することで、普段から来てくれている人も、初めての人も直売所を楽しんでもらいたい。20周年の感謝の気持ちを、1年間のイベントを通して伝えていきたい」と話した。