JA信州うえだ女性部は3月18日、上田市の丸子文化会館セレスホールで第31回総会と、設立30周年の記念大会を開いた。
総会には、代議員約100人が出席し、2024年度の活動報告・収支決算、25年度の活動計画・予算、新役員を決定した。
同女性部は、7支会で構成し、部員総数は1,144名(25年2月28日現在)。24年度は、同部3カ年計画に掲げた、農業情勢や防災についての学習活動を各支会で行い、農業への理解・関心を高め地域農業を応援するため、地元産農産物を使用した共同加工・料理教室も実施。また、若い世代に向けた食農教育や交流の場づくりのため、青年部と協力して「親子農業体験教室」を年4回実施したほか、各支会で「フレッシュミズ講座」も積極的に開催してきた。当日も、地元産イチゴやキノコの購入協力をはじめ、エーコープマーク品、家の光図書などの物販を実施した。
30周年記念大会には、女性部員や地域組合員らおよそ400人が参加。活動発表としてフラダンスやスコップ三味線グループがステージ発表をしたほか、ロビーでは手芸作品の展示なども行った。
大会で久保町子部長は、「30年の間、さまざまな時代の変化や困難のなかでも、仲間の輪を広げてきた部員のみなさまに感謝と敬意を申し上げる」と振り返ったあと、「女性部はJAを拠り所に食と農を基軸として活動してきた。これからも、安全・安心な食と農を次代へ引き継ぎ、よりよい地域に向けて仲間とともに協同の力を発揮しながら、5年後10年後にも“JA信州うえだに女性部あり”と言われるように活動を続けていく」と力強くあいさつした。
講演では、JA信州うえだ管内出身で歌手の佐々木秀実氏が、ユーモアたっぷりの笑いあり涙ありの話と素晴らしい歌声で、会場を盛り上げた。
新役員体制(三役)は、次の通り。
〇部長 久保町子(真田支会)
〇副部長 小宮山克子(青木支会)、荻野久子(よだくぼ南部支会)