県内JAの話題

2025年度JA上伊那生産者直売部会出荷者講習会 安全安心な農産物を消費者へ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 14, 2025 3:30:00 AM

JA上伊那生産者直売部会は3月10~14日、管内7会場で2025年度の出荷者講習会を開いた。直売所での安全安心な農産物販売を徹底するため農業が本格化するこの時期に開催。栽培から出荷後の商品管理までを再確認した。
同部会では、年度ごと「誓約書」と「生産工程管理点検表(GAPシート)」、「出荷物管理日誌」の提出を徹底し、出荷前に防除暦等を確認することで、安全安心な農産物の販売に努めている。25年2月末時点の販売先は同JAの直売所3店舗(ファーマーズあじ~な、とれたて市場、ファームテラスみのわ)や同JAの協同会社、株式会社グレースが運営するファミリーマート10店舗、管内A・コープ5店舗など20店舗におよぶ。
11日、伊那市の同JA本所で開いた講習会には、午前と午後合わせて、219人が出席。基準通りに農薬を使用していないと出荷や販売ができないことや、出荷して終わりではなく売れ残った場合の回収まで行うことなどを再確認した。また加工食品に関しては、24年6月まで経過措置期間だった漬物製造業の営業許可が義務化されたこと、特定原材料(アレルギー原因物質)の食品表示に「くるみ」が追加されていることなども再確認した。
同JA営農経済部販売戦略課の木嵜章夫課長は「店舗がにぎわうためには皆さんの農産物が年間を通して必要。JAの直売所では年間を通してイベントを計画していくので、1人でも多く出荷してほしい」と呼びかけた。