JA上伊那生活部会は一般社団法人家の光協会が発行し、絶版となった書籍の見本誌の販売代金を地域に役立ててもらうため、上伊那地域の子どもの居場所作りを行う「上伊那地域子ども応援プラットフォーム」へ寄付した。3月7日、伊那市の同JA本所で贈呈式が開かれ、山岸眞由美部会長が団体の代表者へ目録を手渡した。
見本誌の販売は同部会が行うフードドライブや募金活動などといった地域貢献活動の一環。同JAが家の光の書籍を組合員や利用者が閲覧できるよう、管理・販売している中で、すでに絶版となった見本誌を、健康寿命創造運動「食生活セミナー」やJA上伊那まつり・支所祭などのイベント時に1冊500円で販売。販売代金と、本部役員からの寄付金を合わせた6万1713円を同団体へ寄付した。
山岸部会長は「子ども食堂や困っている人のために使ってもらえば」と期待。同団体の代表者は「物価高騰等により、米や子どものおやつが買えない家庭もある。とてもありがたい」と話した。