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学校給食食材に奮闘 こどもの笑顔が糧になる | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 4, 2025 1:30:00 AM

JAながのが運営するあもり農産物直売所の生産部会員である大井欣一さん(77)はこの時期長ネギの出荷に毎日追われている。学校給食の食材として約3トンを長野市内の給食センターに3カ所に供給する計画だ。品種はホワイトソードで、低温伸長性にすぐれ、軸が太く揃いがいい。加熱する事で甘みが増し、とろりとした味わいが楽しめるのが特徴。10年前に、同直売所の担当者から学校給食用の長ネギの栽培依頼を受けて始めたのがきっかけ。当初は2トン程度の出荷から、現在では平均3トンを超える栽培・出荷を手がける。5カ所の圃場で約50aを奥様の嘉子さんと二人三脚で駆けまわり、3月下旬の播種に始まりほぼ1年間フル稼働。大井さんは「子供たちに美味しいといって食べてもらえることが何よりうれしんだ、今はそれが生きがいだよ」と疲れを感じさせない。
就農前は自営業を営んでいたが、父親から農業経営を引き継ぎ現在に至っている。長ネギの他に里芋やピーマンの栽培も行っている。