JAながのは6次産業で生産販売するりんごチップスとりんごジュースの一部の包装ラベルを変更し、長野善光寺が2月上旬に催した灯明まつりの会場で販売した。ラベルのデザインは長野市にある長野美術専門学校生が手がけ、県内外からの来場者へ管内農産物のPRを行った。市の善光寺表参道イルミネーション事業と連携し、同専門学校へ公募を依頼した。JAでは販売資材のデザイン公募は初めての試み。
作品を採用されたビジュアルデザイン科2年生の大泉涼さん(20)は、所属するゼミの先生から授業の一環として応募を促され、構想から約1か月で完成させた。大泉さんは「灯明まつりのライトアップの色合いと表参道のイルミネーション、深々と降る雪とリンゴを温かく表現しました。自分のデザインした商品が棚に並ぶなんて実感がわかないです」と話しました。
カラーバリエーションはライトアップカラーに合わせ7種類デザインした。
JAではまつり終了後も大泉さんのデザインパッケージの商品をJA直売所で数量限定で販売している。