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担い手経営体・新規就農者合同研修会 未来を見据え労務管理について学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 13, 2025 3:00:00 AM

JA上伊那は2月3日、伊那市のJA本所で担い手経営体・新規就農者合同研修会を開いた。生産者やJA役職員など、40人が出席。農業経営における労務管理について学んだ。
同研修会は、同JA管内でも家族経営から法人経営へと移行する生産者や、家族経営であっても規模拡大に合わせて人を雇用する生産者が増えている現状から、担い手や新規就農者に適切な労務管理を理解してもらうことを目的に実施した。
この日は、特定社会保険労務士で農業経営コンサルタントの山本亨氏が「農業経営における労務管理の留意点」と題して講義。労働法の農業に関する部分をクイズ形式で出題したのち、労働者名簿や賃金台帳といった労務管理において必要な事柄を説明した。また、労働保険や社会保険についても適用範囲や保険内容などを紹介した。
同JAの白鳥健一営農経済担当常務は「人を雇うとなると知っておかなければいけないことが多い中、今回は労務管理について講義いただく。しっかり学び、今後の農業経営にまい進していただきたい」とあいさつした。