JAあづみ女性部は12月から1月末にかけて安曇野市内の小学校(堀金小学校・三郷小学校・穂高南小学校)で、各学校の畑で育てた大豆「ナカセンナリ」を使った豆腐作りのサポートをした。女性部員とJA職員が講師となり「ざる豆腐」の作り方を手ほどき。児童は初めて食べるおからや湯葉などを味見しながらざる豆腐を完成させた。
豆腐作りのサポートは同JAが展開する食農教育「あぐりスクールサポート」事業の一環。地域の農家や同JA女性部員らが学校へ出向いて子供たちに農家の思いや農作物が食卓に届くまでの過程などを伝えている。
原料となった大豆は授業の一環で6月に播種をし、10月に収穫したものだ。前日から水に浸しておいた大豆をミキサーにかけて煮た後、こしぬので包み搾って豆乳とおからに分けた。豆乳は焦がさないようにかき混ぜながら80℃まで温度をあげ、にがりを加えて固めた後、おたまで丁寧にざるに移し、水気を切って仕上げた。
出来たての豆腐を食べた児童は「豆腐を食べてみたらとても甘くて、おいしくてびっくりした。持ち帰って食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。