JA信州うえだ青年部と女性部は2月8日、今年度最後となる親子農業体験教室「青年部の畑でみよう、とろう、たべよう」を開いた。畑で体験しながら地元農畜産物について学ぶ食農教育やJAをより知ってもらうことが目的。子育て世代を対象にした管内在住の親子12組39人が参加した。
当日は同JAの農産物流通センターで餅つき体験を行った。当日、用意した長和町産もち米「モリモリモチ」15kg。参加者は、蒸したもち米をついて臼を入れ、杵で体重をかけてつぶし、「よいっしょ、よいしょ」と声をかけながら餅をついた。その後、ついた餅をひと口大ほどにちぎって小さく丸め、あんこやきな粉、すりごまなどを作り、全員で味わった。また参加者は、石臼を使って大豆をひいて粉にする体験もした。
子供たちは「餅つきが楽しい」「つきたてがおいしい」、保護者からは「初めての餅つきで子どもたちが楽しそうだった」「自分の幼少期を思い出した。参加してよかった」と好評だった。
企画をした青年部の武舎秀一部長と女性部の久保町子部長は「青年部と女性部が協力して今年度は4回同教室を開いたが、それぞれの強みを生かした企画で、参加者からも大変好評をいただいた。次年度も協力して継続していきたい」と意気込みを語った。