JA松本ハイランドは1月29日、松本市のJAグリンパルで、園芸関係正副部会長会議を行った。野菜特産や果実生産部会の代表者や同JA役職員ら60人が出席。令和6年度の振り返りや令和7年度の取り組みについて報告・協議した。
同JAの田中均組合長は「昨年は一昨年のような酷暑や集中豪雨などの被害があった中でも、前年を上回る販売高となったことは生産者みなさんのご尽力の賜物。生産コストは高騰しているが、消費者の理解を求めるとともに価格転嫁にむけてより一層尽力していきたい。今年は2025国際協同組合年なので、農業振興を通じてより活性化していきたい」と話した。
会議では「令和6年度施設強化費」など4項目を協議。また、JA独自の支援策「夢づくりサポート事業」について報告。スマート農業機械、果樹棚などの生産維持拡大や農業生産施設の修繕支援など全10項目の支援事業で、540件、総額1,878万円超の申請があったことを報告した。令和7年度~令和9年度の同事業はさらに見直しを行い、気象災害による農作物被害防止対策資材の購入支援をリニューアルするなど生産者に寄り添った事業にリニューアルしている。年々利用者が増えており、さらなる積極的な参加を呼びかけた。