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2025年JA上伊那農業振興大会 生産振興方針を確認してだるまに目入れ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 3, 2025 1:30:00 AM

JA上伊那は1月22日、伊那市のJA本所で2025年JA上伊那農業振興大会を開いた。生産部会の代表者やJA役職員など約60人が出席。25年の生産振興方針を確認し、だるまの目入れと手締めを行い思いを1つにした。
米穀部会のスローガンは「安全安心・高品質の米作り 日本一の産地を」。24年は猛暑やカメムシ等の害虫による被害が多い年だったが、1等米比率は全体で98%と高品質を維持。25年も高温対策、カメムシ対策など現場での適期指導で消費者から選ばれる産地として高品質の米作りを目指す。また、野菜部会のスローガンは「アスパラガス販売金額10億円!」。2033年までに10億円を目指す。24年は生産面積・出荷量ともに前年を上回り、販売高も目標としていた3億9000万円を上回る4億2310万円となった。今年3月より共選施設も稼働し、上伊那ブランド確立に向けてさらなる品質の均一化を図る。
ほかにも花き部会は「アルストロメリア・トルコギキョウ日本一!花き販売金額20億円!」、果樹部会は「果実販売金額18億円!継続的な果樹産地への再建」、きのこ部会は「異物混入ゼロ 安全安心・高品質なキノコ産地」、畜産部会は「和牛素牛県内出荷頭数1位!」と生産部会それぞれで長期のスローガンを掲げた。
その後は、だるまの目入れと手締めを行い豊作を祈願するとともに、思いを1つにした。
同JAの西村篝組合長は「農業は法人や兼業農家など多様な生産者によって支えられている。それぞれのスローガンに向けて一丸となって取り組んでいこう」とあいさつした。