安曇野市豊科のJAあづみ直営の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」は1月31日から2月2日までの3日間、節分イベントを行った。店内の「北陸豊鮮」では新鮮な魚貝をふんだんに使った「特選海鮮恵方巻」を販売。連携直売所から仕入れたポンカンや落花生の詰め放題を実施。2日にはきのこ汁の振舞いも行い、人気を集めた。
期間中のレジ通過者数は3日間で3900人(昨年対比269人増)、総売上高は873万円(同比76万円増)となり多くの家族連れで賑わった。
2日には恒例の福豆まきを開催。内田信一専務らJA役職員7人がハイジの里駐車場で、同市にある穂高神社で祈祷した、安曇野産ナカセンナリの大豆が入った小袋やポンカン、子ども向けのお菓子などを来場した約350人にまいた。大豆の小袋には米やリンゴ、調味料などの引換券が入った当たり券も用意した。
内田専務は「日頃よりご利用いただいている皆様へ感謝の気持ちと安曇野産農畜産物の五穀豊穣、そして来場者の無病息災を祈願する」と挨拶し、「鬼は外」「福は内」のかけ声で豆まきをした。
福豆まきに家族で参加した松本市の男性は「家族が集まるきっかけになるので毎年楽しみにしている。家族全員が健康で穏やかな1年なるように過ごしたい」と笑顔で話した。