JAあづみ女性部有明支部は、27日安曇野市で「綿棒アート教室」を開催した。部員や職員ら20人が参加し、個性豊かな作品を作り上げた。
講師で女性部員の山根木三鶴さんは、描画が得意なことから、支部員たちから新しいことをしたいとの声を受け、開催が決まった。
綿棒アートは、綿棒にアクリル絵の具で色を付け、花を描く講師考案のオリジナルアートだ。筆などを使わず、綿棒と絵の具のみで完成するため、手軽で本格的な作品ができる。
参加者は絵画の経験が無いことから、講師が事前にキャンバスに描いた下絵に自分たちの思い思いの花を咲かせた。部員らは、赤・青・白・黄色の絵の具から好きな色を選び、綿棒をポンポンとおいたり、伸ばすように使うなど多様な使い方で、世界にひとつのオリジナル作品を仕上げた。出来た作品を見て、「上手、素敵だね」と声を掛け合い、部員同士の交流を深めた。
山根木さんは「一人ひとりの個性がでていて、発想の違いが面白かった。誰でもできて、材料費も安い。時短で手軽にできるため、自宅などで楽しんでもらいたい」と話した。作品は2月8日に開催される「JAあづみ女性部フェスティバル」で展示する予定だ。