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飯島町の有賀さんが最高位を受賞 栽培管理を評価してもらえたのはとてもうれしい | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 27, 2025 1:00:00 AM

飯島町の花き農家、有賀美和さん(49)が栽培したアルストロメリア(品種:ワンダースイート)が、JA全農長野とJA全農長野花き専門委員会主催の第54回信州フラワーショーウインターセレクションで最高位の農林水産大臣賞を受賞した。有賀さんは昨年9月のサマーセレクションでも同品種で最高位を受賞している。1月24日、伊那市のJA南信会館のフラワーショー会場で授賞式が行われた。
有賀さんは栽培面積約20アールで年間約25万本のアルストロメリアを栽培する花き農家。栽培を始めて13年目となる。
栽培では特に間引きなど花が生育しやすい環境を整えてあげることに力を入れている。また、昨年は夏の暑さで花が焼けてしまったり、初秋まで暑さが続いたことによる生育の遅れに悩まされたが、ハウスの天井に遮光資材をかけたり、ハウスの開け閉めを小まめに行ったりすることで品質を維持してきた。
有賀さんは受賞に対し「日々、品質の良い花をつくるために栽培管理してきたので、評価してもらえたことはとてもうれしい」と喜びを語った。また今後も「さらに信州の花を皆さんに届けられるように栽培をがんばっていきたい」と話した。
ほかにも、最高位に次ぐ農林水産省農産局長賞など33点の受賞のうち19点を上伊那の生産者が占め、最も多い受賞数となった。