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手作りみそをつくる はつらつ大学第9回講座を開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 23, 2025 4:00:00 AM

「はつらつ大学」は1月17日、第9回目の講座を松本市のグリンパルで開き、20人が参加。「手作りみそ」と「1年間の振り返り」を行った。
前半の「手作りみそ」講座では厚生産業株式会社の木村周講師が、手軽にできる米こうじみそ作りについて解説。受講者は8班に分かれ、ぬるま湯でふやかしたエーコープの米こうじに塩を入れて、グループ内で協力をしながら大豆の水煮をミートミンサーで潰し混ぜ込んだ。持参した容器に、カビの発生を防ぐため、小さく丸めたみそを容器の淵から押し固めて1.5キロほどを詰め入れた。詰めたみそはそれぞれ自宅に持ち帰り、10カ月ほど待って完成する。
講師の木村さんは「エーコープの麹は粒が小さく発酵に優れているのでみそづくりを通して体感してほしい。この機会に手軽にみそづくりができることを知ってもらえたら嬉しい」と話した。受講者は「添加物の入っていない自然の食材で、調味料を作ることができた。孫にも安心して食べてもらえるので嬉しい。良い講座なので、多くの方に知ってもらいたい」と話した。
「はつらつ大学」はJA松本ハイランド夢あわせ大学の学部の一つで、高齢者の生きがいづくりと仲間づくり、学習の場として開講している。10回目となる次回講座が今期最終となり「閉校式」と「目的別グループ発表」を予定している。