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花き品目 2025年共販初出荷 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 6, 2025 4:45:00 AM

JAグリーン長野で1月6日、共販品の「ユーカリ」「ユーフォルビア・フルゲンス」が2025年の初出荷を迎えた。花き品目は花き市場の開市 に合わせて、他品目に先駆けて出荷を迎える。寒さも厳しくなりユーカリへの影響が懸念されるが、年末から初出荷品については凍害もなく、品質も良い。今後、凍害のないものを選びながら品質を維持して出荷し、2024年度の目標必達を狙う。また、グリーン長野が生産量1位を誇る「ユーフォルビア・フルゲンス」も、生産者3戸が12月の年末年始需要をピークに、生育や市場の要望に合わせて1月中旬まで出荷し、希少性も売りにしながら、市場の期待や要望に沿った出荷で高単価販売を狙い、生産者手取りの向上につなげていく。
花き振興に取り組む花き部会では12月上旬に「フラワーセミナー」を開催し、部会員40人が出席する中で2024年の生産の振り返りや25年産の生産振興方針を確認。昨今の物価高騰下における花き栽培の土づくりと適正施肥についてを学び、生産意欲を高めた。24年は11月末時点で8,500万円余(前年同月比95%)となっていることを確認し、2月の年度末までの鋭意出荷と、目標達成を意思結集した。生産者を代表し、相沢耕市部会長は、「天候に左右され病気の発生・虫の発生と非常に苦労されていると思うが、みなさんの努力のおかげで出荷ができている。2月末まで出荷を頑張っていただきながら、より良い成果に向かっていきたい」と仲間に呼びかけた。