JAみなみ信州女性部下条支部目的別グループ「直売所下条支部」は5日、メンバー6人が参加し食品の保存方法を学ぼうと「燻製講習会」を初めて開いた。同グループではファミリーマートJA下條店内の直売コーナーに野菜やくだものなどの農産物やはちみつなどを出荷している。安全安心な農畜産物の生産や加工食品販売のヒントにしようと定期的な講習会を行っている。
この日は、いはら料理教室の伊原郁さん(同JA女性部部長)を講師にゆでたまごやチーズなど4種類の燻製をつくった。家庭でもできるよう中華鍋やボウルを使用し基本的な燻製の方法を学んだ。鍋やボウルに燻製チップを入れ、具材を並べ蓋をして約20分燻す。蓋を開けると香ばしい香りが広がり食材がスモーキー色に燻製され、メンバーからは歓声が上がった。
参加した田元和子さんは「チップがあれば家でも手軽にできる思った。とてもおいしかったので家にある他の食材でも試してみたい」と話した。
伊原さんは「燻製することで食材の保存性が上がる。ぜひ家庭でも楽しみながら食材を有効に使ってほしい」と話した。