松川町のJAみなみ信州直売所もなりんは7日、「ふじまつり」と題しりんご「サンふじ」の詰め放題イベントを行った。毎年恒例となった同イベントはこの日、県内外から訪れた約200人が詰め放題を楽しみ、用意した約6,000個が午前中のうちに完売した。同JAでは直売所のイベントを通した格外品の販売なども行い産地のファンづくり、生産者の手取り向上にも取り組んでいる。
この日用意したのは同JA松川インター選果場から直入荷した格外品500ケース(1ケース5kg)。スレやキズがあるものの、味に変わりなく、お得においしいりんごが手に入ると人気のイベント。当日までに県外客からの問い合わせもあった。参加者は袋いっぱいにりんごを詰め、複数回挑戦するなどイベントを楽しんだ。
同直売所の松澤健史所長は「おいしいりんごを求めて大勢の方に足を運んでいただき、楽しんでもらえた。イベントを通して南信州のおいしいりんごや農産物を知ってもらいたい。今シーズンもまだまだりんご、市田柿、いちごなどで盛り上げていきたい」と話した。
もも・なし・りんごなどくだものを中心に販売する同直売所は1月末日で今シーズンの営業を終え冬季休業となる。来シーズンはゴールデンウィーク前の4月下旬の営業開始を予定している。