11月20日、農事組合法人いなアグリバレーの第26期定期総会が伊那市のJA本所で行われた。(農)いなアグリバレーは上伊那が日本一の出荷量を誇るトルコギキョウの播種・育苗作業の全量を担っている。この日、提出された5つの議案は全て可決された。
2024年度は、管内へ約318万本の苗を供給。高温時の潅水や温度管理に特に力を入れて取り組み、近年問題になってるゼニゴケ対策も実施。大きなクレームもなく、良質な苗を供給した。
25年度は、育苗がその後の生育に大きく関わるとして発芽・生育に最適な環境を重視するなど徹底した管理を行うとともに、品質向上へ向けて研究を重ね、管内苗の安定供給に取り組む。
(農)いなアグリバレーの吉澤昭夫組合長は「今年も記録的な暑さとなったが、少しでも丈夫な苗をつくり生産者に届けるべく管理した。機械の更新等を行いながらさらに良い苗づくりに努めていく」とあいさつした。