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アルストロメリア立毛品評会 21圃場を審査 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 6, 2024 1:30:00 AM

JA上伊那立毛品評会運営委員会は11月26日、第36回立毛品評会の審査会を開いた。JA上伊那や上伊那農業農村支援センター、JA全農長野の職員ら13人が出席。出品されたアルストロメリアの圃場21カ所を審査した。
栽培技術の標準化や品質の向上を目的に毎年開く。アルストロメリアやトルコギキョウなど6品目を審査し、来年3月のJA上伊那花き部会定期総会で表彰する。
アルストロメリアは販売高10億円を超えるJAの主力品目で、切り花の生産量は日本一。ハウスで周年栽培し、10月ごろから本格的に出荷が始まる。今年度は出荷本数1200万本を見込む。
10月下旬まで気温の高い日が続いた影響により、生育の遅れや秋口の出荷数量の減少が懸念されたが、生産者の遮熱対策や地中冷房などの管理徹底により、例年並みの出荷量となっている。
審査会は、年末年始に向けて需要が高まるこの時期に毎年開く。審査員は草姿や管理、病害虫の状況を確認し、100点満点で採点した。
JA営農経済部園芸課の五味雅巳花き係長は「気温の高い日が長く続いたことで生育の遅れなどが心配されたが、しっかりと管理がされ品質は良好。これから迎える需要期の出荷本数も期待ができそうだ」と話した。