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SGSで耕畜連携強化 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 14, 2024 2:30:00 AM

JA佐久浅間管内で、水稲のもみを飼料化する稲子実発酵飼料(ソフトグレインサイレージ=SGS)を製造した。JAは耕畜連携による自給飼料の安定供給に向けた取り組みを強化しており、2024年度は約20トン生産した。養鶏会社などに年間を通して供給する。
SGSの生産は、15年から生産を始めた。24年度は11月6日から11月12日まで行った。
稲SGSは収穫したもみを粉砕して、乳酸菌入りの水を加え、密閉保存して約3カ月間発酵させた飼料。もみだけを飼料化することで、高い栄養価が得られる。
稲作と畜産の農家が連携することで、水田活用と飼料自給率向上が期待できる。畜産農家からは「原料が地元産で信頼できる」と好評だ。
JAは、稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ=WCS)と合わせて取り組みを強化し、耕畜連携による飼料の安定生産を進める方針だ。