JA信州諏訪は、フードドライブに積極的に取り組んでいる。役職員の意識向上のため、10月の「食品ロス削減月間」に合わせ10月7日から11月8日の間、本所と基幹支所計5カ所に週替わりで「フードドライブボックス」を設置。乾麺や米、レトルト品などが数多く寄せられ、集まった食品は各市町村の社会福祉協議会などへ寄贈した。
この活動は、「呼びかけるだけでなく、具体的な行動を起こす」ことを目的に、昨年に引き続き2回目。職員一人ひとりが、SDGsへの取り組みの動機を見出し、実践を始めるきっかけとなっている。10月7日の富士見町中央支所を皮切りに、1週間ごと会場を変え実施。組合員や支所利用者への呼びかけも行った。
諏訪中央支所は、10月21日から25日の5日間実施。同支所の宮坂智明統括所長と管理部協同活動推進課の小達志保担当は11月6日、集まったカップラーメンや米、清涼飲料水などのほか、タオルなどの日用品や文房具を諏訪市社会福祉協議会に届けた。同協議会を通じて、諏訪市生活就労センター「まいさぽ諏訪市」から、必要とする人に渡される。
同課の菊池正士課長は「食品ロスは深刻な社会問題。職員がより身近な問題として認知し、具体的な行動を起こす第一歩になれば」と話している。
同JA女性部も、フードドライブ活動を積極的に取り組んでいる。