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花とふれあう「花育実践モデル教室」「花育授業」開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 7, 2024 4:00:00 AM

10月24日、須坂市立旭ヶ丘小学校で6学年児童34名を対象に、花とふれあう「花育実践モデル教室」による花育活動として出前授業とフラワーアレンジメント体験授業 を行った。この活動は長野県花きイノベーション推進協議会が主催し、長野県内の小中学生を対象に、「花とふれあう」、「大切な方に花を贈る」、「地域で生産されている花のことを知る」など「花のある暮らし」の理解を深めるため、花を介した体験や機会を提供している。
今回の授業では、前半にJAながの営農部職員の宮坂忠晃さんが地域で生産されている花の紹介や花の流通の仕組み、花の活用についての話のほか、苗や切り花など実物の説明をした。後半は、花のミヤザキ代表の宮崎弘美さんがフラワーアレンジメント体験授業を行い、カーネーション、ガーベラ、リンドウ、ケイトウ、レザーファン、姫ひまわり、ユーカリ、ヒペリカム、カスミソウなど計9種類 の花卉を使って児童がアレンジメントを作成した。授業の中でJAの宮坂さんは「須坂市や高山村、小布施町はリンゴやブドウ栽培が多いけど、春から夏にかけてライラックやスモークツリーを作っており、青りんごやナス・トウガラシも観賞用として花の市場に出荷している。通学途中でも栽培用の花があるので探してみてね。」と説明。フラワーアレンジメントでは、花のミヤザキ代表の宮﨑さんが「アレンジメントは、それぞれの花を観察しながら、自由に楽しく飾ってもらえば大丈夫。機会があればぜひお家でも飾ってみてね!」と花の魅力とアレンジメントのポイントを児童に伝えた。体験した児童からは「初めてやってみたけど楽しかった。お花ってきれいだなと思った。それぞれ違う香りがする。」と話した。完成品は各家庭に持ち帰り、大切な方へ花を贈る機会を体験する目的も含まれる。
この他、須坂市と同市内の花屋4社が協賛して行った「花育授業」では、10日間のべ11校、計426名を対象にフラワーアレンジ教室が開催された。